太平洋戦争終結から80年の節目となる2025(令和7)年、横浜人形の家では「たたかい」と「人形」との関係をたどる展示を開催します。

人形には古くから病や災いと闘い人の身体を護(まも)る役割がありました。さらに、人間同士の戦いや争いの中で武運の祈りを込められ、あるいは親善の願いを託され、破壊され、自由な制作を禁じられたこともありました。

人々の生活の中で身近な存在であった「人形」は、非日常的な「たたかい」の中でどのような姿を見せてきたのでしょうか。現在の戦争や紛争などの中でもさまざまな思いを託され続ける人形たちの在り方を、関係する資料と共に紹介します。

 

会 期2025年4月19日(土)~7月21日(月祝) 9:30~17:00  *最終受付16:30
会 場横浜人形の家 2階多目的室
観覧料大人(高校生以上)700円・小中学生350円
*入館料(大人400円・小中学生200円)含む、未就学児は入館及び観覧料無料
休館日祝日を除く毎週月曜日、5月7日(水) 


関連イベント


当日受付】ギャラリートーク

担当学芸員による展示解説です。参加無料/予約不要です。各回開始時間に直接会場へお越しください。*所要時間は各回 約15分間

日 時4月20日(日)・5月17日(土)・5月29日(木)・6月7日(土)・6月21日(土)・7月3日(木)・7月20日(日) 各日11:00~ ・ 15:00~
会 場横浜人形の家 2階多目的室
参加費無料 *本展チケットが必要です
申 込当日随時受付(予約不要)

【事前申込】たたかいのものがたり ~ワヤン・クリでの「マハーバーラタ」

「ワヤン」はインドネシアの伝統芸能で、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。中でも水牛の革などで作った平面的な人形を用いる影絵芝居「ワヤン・クリ」がよく知られています。

本公演では、まず前半に伝統音楽のガムランをフル編成の豊かな響きで演奏し、続いて、弓矢を持ってのジャワ舞踊をお届けします。後半では、10世紀にインドからインドネシアへ伝わり独自の発達をした大叙事詩「マハーバーラタ」の膨大な物語の中から、パンダワ5兄弟の次男ビマの子・ガトゥコチョ(ガトートカチャ)のエピソードをワヤン・クリでご覧いただきます。

終演後、短い時間ではありますが希望される方は舞台上で楽器や人形にふれていただけますのでぜひご参加ください。

 

 

日 時4月29日 (火祝) 14:00~16:00 *13:30開場予定
会 場横浜人形の家4階あかいくつ劇場
料 金大人2,000円/小中学生1,000円
*3歳までは膝上無料(席を必要とする場合は1,000円)
*本展チケットが別途必要です
*お支払いは現金のみ/席は自由席となります
定 員130名
対 象どなたでも *未就学児には保護者がお付き添いください
出 演スミリール(ガムラン演奏)/ スミヤント(影絵芝居人形遣い)/ 根津 亜矢子(ジャワ舞踊家)
申 込事前予約制
*4/6㊐10:00より受付開始(上記ボタンから予約サイトへ進めます)

事前申込】「ウクライナのモタンカ人形をつくろう」

「モタンカ」は、ウクライナで古くから作られてきたお守り人形です。身近な布とウクライナ刺繍のリボンを用い、針を使わずに横浜人形の家スタッフと一緒に作ります。

画像はイメージです

 

日 時6月14日 (土)①11:00~ 12:00 ②14:00~ 15:00
会 場横浜人形の家 3階イベントスペース
参加費800円 *当館入館料が別途必要です/お支払いは現金のみとなります
定 員各回10名
対 象どなたでも *糸を結ぶ作業が難しい方は保護者や介助者と一緒にご参加ください
申 込事前申込制
*5/18㊐10:00より受付開始(上記ボタンから予約サイトへ進めます)


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